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ジェラード残留を願っていたキャラガー氏 「クラブはもっとできたのでは…」

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受け入れつつも、失望隠せず

 リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏は、MFスティーブン・ジェラードの決断を嘆いている。長年ジェラードとともに戦ったキャラガー氏は、クラブがもう少し努力できたのではないかと疑問に思っているようだ。

 リバプールは2日、ジェラードが今シーズンいっぱいでクラブを去ることを発表した。キャラガー氏は、ジェラードの退団がいつか起こることだったと受け入れているが、リバプールが最後まで主将の残留のために力を尽くしたかという点を疑問に思っている。

 イギリス『スカイ・スポーツ』で、元リバプールCBが次のように話した。

「すべてのリバプールサポーターと同じで、このときがきたことを悲しく思っている。しかし、過去のすべての素晴らしい選手に起きたことであり、それはこれからも起こる。いつかは終わりがくるものだ」

「ただ、クラブの見方から、私は驚いている。それはスティービーの決断だ。だが、もう少し何かできたのではないだろうか。将来的なコーチの役割などで彼を誘うような話があっただろうか。選手としてやったことだけで、クラブでずっと仕事が約束されるべきではない。しかし、若手やアカデミーの選手に伝えられる経験を失うことになる。それに、サポーターとして、私は彼が残るところを見たかった」

 ジェラードは新天地をまだ明かしていないが、「リバプールと対戦しないところ」であることは明言にしている。MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーやニューヨーク・シティNYレッドブルズなどが行き先として噂されているが、ジェラードの経験を得るのはどこのクラブになるのだろうか。

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