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アンチェロッティ:「バルサの混沌に喜びなど感じない」

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自チームのことだけに集中

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督は、バルセロナが大きな混沌に包まれている状況にも、自チームだけに集中していることを強調した。スペイン『マルカ』が伝えている。

 7日のコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグ、敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー戦を前に会見に出席したアンチェロッティ監督。アンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)&カルレス・プジョル氏のクラブ退団、FWリオネル・メッシ&ルイス・エンリケ監督の確執などに揺れるバルセロナについて問われたイタリア人指揮官は、次のように返答している。

「喜びなどは感じない。なぜ喜ぶ必要があるんだ? 私は自チームについて、我々の問題について考えを巡らせている。バルセロナに目を向けることなどないよ。シーズン中は、どのチームにも問題が生じるものだ」

 L・エンリケ監督はリーガエスパニョーラ第17節レアル・ソシエダ戦(0-1)で、FWリオネル・メッシ、FWネイマールをベンチスタートとしたことによって批判を浴びせられている。

「バルセロナのロッカールームのことは知らない。各監督がそれぞれの決断を下す。ルイス・エンリケはバルサでそうする立場の人間だ。彼がそう決断したのならば、それは正当なものだよ」

 一方でバルセロナがソシエダに敗れたことは、同日にバレンシアに敗れたマドリーにとって、都合が良いものだったとの見解を示した。

「彼らのアノエタ(ソシエダ本拠地)での敗戦は、我々にとって歓迎するものだった。マドリーが首位に立ち続けられるのだからね。我々がメスタージャ(バレンシア本拠地)で収めた結果は、敗戦以外の何物でもない。しかしバルサも敗れたとなれば、痛みを和らげることができる」

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