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メッシを処分しようとしたL・エンリケを主将たちが説得?

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先発落ちから大きな騒動に

 バルセロナは新年早々、FWリオネル・メッシとルイス・エンリケ監督の確執報道に揺れている。スペイン『スポルト』は、メッシに懲戒処分を科そうとする指揮官を、チームのキャプテンたちが止めていたと伝えた。

 4日に行われたリーガエスパニョーラ第17節、敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦で、メッシはベンチスタートを命じられた。このことでL・エンリケ監督と口論があったと報じられている。その翌日、チームは毎年恒例の公開練習を行ったが、メッシの姿はなかった。クラブは胃腸炎と発表したが、指揮官は真実ではないと考えており、怒りにまかせて懲戒処分を科そうとしたそうだ。

 しかし、チームの第3キャプテンまでがこれに反対したという。MFシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セルジ・ブスケッツの3人は、メッシにペナルティーを科せば、クラブおよび周囲の雰囲気は対処できないものになると監督を説得した模様だ。

 ただし、『スポルト』はバルセロナにこの件を確認したところ、否定されたことも記している。また、メッシはチームの練習が休みだった6日に練習場を訪れ、メディカルスタッフによる検査を受けた。

 L・エンリケ監督が本当にメッシを疑っているのかは分からない。だが、バルセロナは過去にロナウジーニョが夜遊びで練習を欠席した際にも「胃腸炎を患った」と公表していた。さらに、メッシはジョゼップ・グアルディオラ現バイエルン監督体制のときも、代表ウィーク明けに行われたアノエタでのソシエダ戦で先発を外れ、翌日の練習を欠席した過去がある。グアルディオラ監督はそれ以降、メッシを可能な限り先発で起用していた。

 いずれにしても、メッシはシャビ、イニエスタ、ブスケッツの3人と7日に話し合うと見られている。事態は収束に向かうのだろうか。

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