セリエAの第18節が10日に行われ、ミランは敵地でトリノと対戦し、1-1で引き分けた。MF本田圭佑はアジア杯に出場する日本代表に参加しているため、欠場している。

　ミランが逃げ切りに失敗した。前半3分にFWジェレミー・メネズがPKを沈めて先制に成功したミランだが、同ATにMFマッティア・デ・シリオが2枚目のイエローカードを受けてしまい、退場。10人で耐えていたが、後半36分にCKから失点し、ドローに持ち込まれた。6日のサッスオーロ戦を1-2で落としているミランの15年初星はお預け。昨年末から3戦連続白星なしとなった。

　なかなか勝ち星が付かないチームに、フィリッポ・インザーギ監督も肩を落としている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、「数的不利になるまでにもっとうまくコントロールしなければならなかった。逃げ切りはほぼ決まったかと思ったよ。またもCKから失点しまったね」と落胆。さらに「いつもリードした時に苦しんでしまう。このチームはもっと勇気を持たなければならない。我々はミランなんだから」と続けている。

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