beacon

ユベントス、スーパーカップのリベンジ達成 ナポリに3-1

このエントリーをはてなブックマークに追加

2000年以降勝てていなかったサン・パオロで

 11日に行われたセリエA第18節、ナポリユベントスの一戦は、3-1でアウェーのユベントスが勝利した。

 昨年末に行われたイタリア・スーパーカップと同じカードとなったこの試合。PK戦の末に敗れたユベントスにとっては早くもリベンジの機会が訪れたことになるが、敵地サン・パオロでは過去14年勝利がなく、簡単な試合にならないことが予想された。

 序盤からボールを支配したのはユベントスだったが、ナポリとしては予定どおり。しっかり守り、相手の攻撃を制限していく。特にダビド・ロペスとガルガノが中盤で良い働きを見せて、ユベントスに思うようなプレーをさせない。

 18分には、中盤の底でボールをインターセプトしてからの速攻。ハムシクがイグアインとのパス交換で前を向くと、イグアイン宛てのラストパスはDFに引っかかってしまうが、こぼれ球が運良く追い越したデ・グズマンに通る。しかし、ゴール前の好位置から放ったシュートは枠外。先制できない。

 ユベントスはその後も苦しんだが、ポグバの個の力で打破する。29分、ペナルティーエリア内で粘るジョレンテのボールを走り込んできたテベスがシュート。DFに当たって高く舞ったボールを、ペナルティーエリア左にいたポグバがダイレクトボレーで突き刺した。

 後半に入ると、イタリア・スーパーカップを思い出させる展開になる。

 アグレッシブに追いかけるナポリは64分、途中出場のメルテンスがCKを蹴ると、ニアでブリートスが合わせて同点とした。

 すると、ユベントスが反応。69分、右サイド浅い位置からのFKをピルロがファーサイドへ送ると、フリーになっていたカセレスがボレーでとらえてすかさず勝ち越した。映像ではオフサイドかどうかが際どいところだったが、いずれにしても2-1となる。

 73分、ナポリは新戦力のガッビアディーニを投入して勝負に出る。その直後、ナポリの同点弾かと思われたシーンがあったが、GKブッフォンに対するクリバリのファウルがあったというジャッジで得点は認められない。

 終盤はナポリが攻めてユベントスが時間を使う形となるが、ナポリは押しきれない。6分のアディショナルタイムでは、途中出場のサパタが抜け出したが、あからさまなシミュレーションで主審を欺くことはできない。その直後にはイグアインにもチャンスがあったが、シュートが枠の外だった。

 すると、ユベントスが勝負を決める。カウンターを仕掛けたユベントスは、モラタのパスを受けたビダルがペナルティーエリア手前から見事な左足のシュートを決めて3-1。ナポリにトドメを刺した。

▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP