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「キャプテン翼だ!」「ベッカムだ」 田中の劇的弾を地元メディアも絶賛

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ミハイロビッチやジュニーニョを彷彿させる一発と評価

 ポルトガルの名門スポルティングに所属する田中順也が、移籍後リーグ戦初となるゴールを決めた。しかも劇的に決まった決勝FKを、地元メディアも興奮とともに伝えた。

 日本代表は12日にアジアカップ初戦を戦う。その直前に、ヨーロッパで一人のサムライが大きな一歩を踏み出した。

 今季からプレーするスポルティングで、出場機会に恵まれない時間が続いていた田中。先週のカップ戦ではフル出場して3アシストしていたが、本人がほしいのはやはりゴールだっただろう。11日のリーグ第16節ブラガ戦で、ついにその時はやってきた。

 先発でこそなかったものの、0-0で迎えた79分に投入されると、終了間際の94分、ゴール前でのFKのチャンスが、このレフティーに託された。田中がペナルティーエリア右手前から右足で直接狙うと、鋭いシュートがゴール右隅に決まる。

 この劇的ゴールを、メディアは興奮とともに伝えた。

 『レコルド』は、カップ戦でアシストしたものの「次は必ずゴールを!」と話していた田中のブログでのコメントを引き合いに、「約束を守った」との見出しを打った。

 『エクスプレッソ』は、欧州でも有名なサッカー漫画「キャプテン翼」を引き合いに、「オレたちは皆、ツバサだ」と、このニュースを伝えている。

 『オブセルバドール』が比較したのは、実在の選手たちだ。「デイビッド・ベッカム、シニシャ・ミハイロビッチ、ジュニーニョ(・ペルナンブカーノ)を思い出させる」とFKの名手と並べている。また、これまでの我慢が実ったとも記した。

 5位のブラガを倒して、スポルティングは3位に浮上。田中は自身のブログに、「これだからサッカーって最高です」と勝利を呼んだ初ゴールの喜びを記している。

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