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2ケタ得点を宣言の浦和FW石原「できるという自信がある」

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 移籍を決断するには悩んだ。しかし、もう迷いはない。FW石原直樹は自らの可能性を信じて、サンフレッチェ広島から浦和レッズへの移籍を決断した。

 10年に広島からMF柏木陽介を獲得した浦和は、13年にDF森脇良太、そして14年にはGK西川周作を広島から獲得。今回の石原の加入により、3年連続での広島からの移籍加入となったが、石原自身は「メディアで目にすることもありますが、気にしていません。僕自身、(ペトロヴィッチ)監督から指導も受けていませんので、新たなチャレンジだと思っています」と語った。

 しかし、12年、13年と2年連続でJ1リーグ優勝を味わった広島から移籍することには、「広島で良い思いをさせてもらえていたので、そこを出るというのはすごく悩みました」と明かしている。悩みに悩んだ末に、今季からは浦和のユニフォームに袖を通すことを決断したが、その理由を「チームとして必要とされていると感じたし、違った環境で自分がどれだけできるのかということに興味がありました。本当に悩みましたが今は決断したので、選んだ道を一生懸命進むだけです」と話している。

 新天地ではゼロからのスタートとなるが、「できるという自信がある」と力強く語ると、「2年連続で2ケタ得点を取れているので、もちろん2ケタ得点を目指します」と宣言した。

(取材・文 折戸岳彦)

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