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愛着ある柏から移籍を決断、浦和DF橋本「これがチャンスだと思った」

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 浦和レッズからのオファーに心が揺らいだ。09年に大阪体育大から柏に加入したDF橋本和は6年間在籍し、11年のJ1リーグ優勝にも貢献した。「レイソルはすごく良いチームだし、愛着もありました。自分も楽しくサッカーをやれていました」と語ったように、柏への愛着は強かった。

 しかし、浦和からオファーが届き、初めて移籍へと心が動く。「レッズ以外のチームからオファーが来ていたら、移籍していたか分からなかった」と明かすと、「レッズは日本でもすごいチームで、そこからオファーがきたときに初めて悩みました。でも、これがチャンスだと思ったし、自分がもっとうまくなれると思いました」と移籍の理由を話した。

 対戦相手として何度も足を踏み入れた埼玉スタジアムを「すごく嫌なスタジアムでした(笑)」と話したものの、「でも次は自分がサポートを受けられると思うので、結果を出して応援してもらえるように頑張りたい」とホームスタジアムでのプレーを心待ちにしている。

 浦和ではアウトサイドもしくはCBで起用される可能性が高いが、「僕はサイドでプレーするには身長が高いし、左利きだということも武器になる」と語る持ち味を発揮して、ポジションを奪取しようとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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