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長谷部「イラクは若いメンバーで結果を残している」と警戒

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 ヨルダンとの第1戦の先発メンバーの大半が90年代生まれというイラク。MF長谷部誠(フランクフルト)は「チーム全体として若い。FWの一人以外は1990年代生まれがほとんどいうくらい。若いメンバーで結果を残してきているので非常に勢いがある」と警戒した。

 すでにビデオでイラクの試合はチェック済みだ。「しっかりボールをつなごうとしているので、フィジカルを前面に押し出してくる今までのイラクとはちょっと違うと思う。サイドにも速い選手がいるし、気をつけなければいけないところもある」と警戒すべきポイントを挙げる。

 ただ、「前回の試合(パレスチナ戦)と次の試合はどうしても別物。どちらかというと今までやってきていることを続けることが大事」と、気持ちを新たに切り替えて臨むことが重要だと力を込めた。

「もっとボールを早く回して、もっとバイタルをしっかり使って、そこから仕掛けることを出せればと思う。クロスの精度や最後の部分はもっと上げていかないといけない」。初戦より骨のある相手に前戦以上のチームパフォーマンスを見せようという決意だ。

 初戦のパレスチナ戦の前は、長谷部の音頭で選手ミーティングを行い、チームが引き締まった。2戦目以降も試合ごとにしっかり反省しながらさらに前進していくつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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