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苛立つC・ロナウド一発退場…レアルはベイルのPKでコルドバに辛勝

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[1.24 リーガ・エスパニョーラ第20節 コルドバ1-2R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは24日、第20節1日目を行い、首位のレアル・マドリーが14位のコルドバのホームに乗り込んだ。前半を1-1で折り返した試合は、試合終了間際の後半44分にレアルが決勝点を奪い、2-1の勝利を収めた。

 試合をいきなり動かしたのはホームのコルドバだった。前半2分、PA前までボールを運んだMFベベが鋭い切り返しから放ったシュートが、PA内のDFセルヒオ・ラモスのハンドを誘いPKを得る。これをFWナビル・ギラスがきっちりと沈めて、1-0と先制に成功した。さらに同18分にはMFフェデリコ・カルタビアのパスからPA内に侵入したベベが強烈なシュートを放つも、惜しくも枠を捉えることができなかった。

 するとレアルが、前半27分に同点に追い付く。MFハメス・ロドリゲスが蹴り出したCKをFWガレス・ベイルがヘディングですらすと、ボールに反応したFWカリム・ベンゼマが粘り強く蹴り込んで、試合を振り出しに戻した。

 1-1で後半を迎えると、後半立ち上がりはコルドバがレアルゴールを脅かす場面を作り出す。後半10分、右サイドからドリブルを開始したカルタビアがDF3人をかわしてPA外から強烈なシュートを放つも枠外に。さらに同11分には、カウンターを発動して自陣からボールを運んだベベがシュートまで持ち込んだが、GKイケル・カシージャスのセーブに遭った。

 そして後半23分、コルドバに決定機が訪れる。DFアドリアン・グニーノが自陣から蹴り出したボールに反応したFWフロリン・アンドネが、DFラファエル・バランのクリアミスを拾うとカシージャスと1対1に。しかし、ループで狙ったシュートはワンバウンドしてクロスバーに直撃し、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

 後半に入って好機らしい好機を作れなかったレアルは、後半30分にMFトニ・クロースがミドルレンジから狙ったがGKファン・カルロスの正面に飛び、同34分にはPA外からベンゼマが右足で狙いすましたシュートを放ったものの、J・カルロスの横っ飛びのセーブに阻まれた。なかなか、勝ち越し点を奪えないレアルは同38分、FWクリスティアーノ・ロナウドが相手DFを後ろから蹴って一発退場となり、数的不利に陥ってしまう。

 しかし後半42分、ゴール前で得たFKをベイルが直接狙うとカルタビアのハンドを誘いPKを獲得。さらに、このプレーで2枚目のイエローカードを受けたカルタビアが退場して数的同数となった。そして、PKをベイル自身が冷静に蹴り込んで勝ち越しに成功。その後、スコアは動かずにレアルが2-1で辛うじて勝利を収めた。


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