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本田が救世主になれるか…勝てないミラン、逆転負けで今季初の連敗

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[1.24 セリエA第20節 ラツィオ3-1ミラン]

 セリエAは24日、第20節を行った。ミランは敵地でラツィオと対戦し、1-3で敗れた。ミランは今季初連敗。未勝利は5戦(2分3敗)に伸びた。

 先制は早かった。ミランは前半4分、FWジェレミー・メネズがDFドゥシャン・バスタからボールを掻っ攫うと、中盤からドリブルで一気に前線へ。付いてきた1人をかわして、左足でゴールネットを揺らし、幸先よく試合を動かした。

 しかし、リードを奪ったミランだが、その後はチャンスを作られ続けてしまう。前半こそGKディエゴ・ロペスの活躍もあり、何とか無失点で耐えたが、後半に入ると2分に右サイドからFWミロスラフ・クローゼにクロスを上げられると、MFマルコ・パローロに左足ダイレクトで合わされ、同点。同6分にはバックラインの連携ミスをクローゼに突かれると、右足でニアサイドを抜かれ、簡単に逆転を許してしまった。

 後手に回るミラン。逆転を許した直後に、MFアレッシオ・チェルチ、後半10分にはFWジャンパオロ・パッツィーニを投入し、リズムの変化を求める。しかし次の得点もラツィオに入る。後半36分、FWアントニオ・カンドレーバのクロスからパローロに、この日2点目を決められ、敗戦が決定的となった。

 逆転負けで今季初の連敗を喫したミラン。後半アディショナルタイムにはDFフィリップ・メクセスが退場となってしまうなど、チームの雰囲気も最悪だ。

 ミランはアジア杯参戦のためにMF本田圭佑がチームを離れていた間、結局勝利を挙げることが出来なかった。“予定”よりも1週早く復帰することになった本田が救世主となれるか、注目だ。


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