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5戦白星なしの泥沼ミラン、ピッポは「自分が問題ならすでに辞任している」

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 ミランは24日、セリエA第20節でラツィオと対戦し、敵地で1-3と敗れた。フィリッポ・インザーギ監督は当然、落胆をあらわにしている。

 開始早々にMFジェレミー・メネズのゴールで先制したミランだが、以降はラツィオの反撃に遭うと、前半こそ無失点で乗り切ったが、後半に3失点。2連敗で5試合白星なしと不振が続いている。

 インザーギ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように述べた。

「ひどい試合をしてしまった。だが、選手たちは全力を出したよ。しかし、今は苦しんでいる。残念だ。だが、今はただ前進し、次のラツィオ戦(コッパ・イタリア準々決勝)のことを考えて、挽回しなければいけない。私はチームから最大限を引き出そうとしている」

「私が問題? そう思っているなら辞任しているよ。できるだけ早く挽回しなければいけない」

 試合後、アドリアーノ・ガッリアーニCEOはロッカールームでチームや監督と話し合っている。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長の反応も気になるところだ。インザーギ監督はこう続けた。

「会長とは話していない。我々と同じでがっかりしているだろう。今は仕事をして改善するしかない。簡単じゃない状況なのは分かっていた。4か月うまくやったことで、少し全員を期待させてしまったのかもしれない」

「今はネガティブな時期だ。だが、意欲があればこの敗戦から再出発できる。ここまでやってきた良いことすべてを捨てるのは正しくない。やれることをすべて考える。火曜の試合で見事な反応を見せてくれるように願っているよ」

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