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伊紙評価:ミラン復帰の本田は「戦術的知性を発揮」で及第点

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 ミランMF本田圭佑は27日、コッパ・イタリア準々決勝ラツィオ戦で途中出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手に及第点となる6点をつけている。

 アジアカップ敗退で予想より早くにミランに再合流することになった本田。イタリアに戻ったばかりだった同選手だが、成績不振にあえぐチームに献身的な姿勢を見せ、すぐにメンバー入りを果たすと、この日の試合では先制されて迎えた51分から登場した。

 本田が右サイドにうまくスペースをつくったことで、DFイニャツィオ・アバーテがクロスでチャンスメークする場面も見られたミランだったが、同点に追いつくには至らず。優勝すればヨーロッパリーグ出場権を得られるコッパ・イタリアでベスト8敗退に終わっている。

 『ガゼッタ』は寸評で、「アバーテのために戦術的な知性を発揮。オーストラリアとの時差があり、日本代表に専念していたとはいえ、サムライらしい夜ではなく、むしろハラキリとなった」とコメント。本田投入が一定の効果をもたらしたとしつつ、不振のミランを救うには至らなかったとしている。

 なお、ミランのベストプレーヤーに選ばれたのはアバーテだが、採点は本田と同じ6点。及第点を得たのはこの2選手のみだった。本田のほかに途中出場したMFマルコ・ファン・ヒンケルとMFスソは採点なしとなっている。

 MFリッカルド・モントリーボがワーストプレーヤーに選出され、採点は4点。MFジェレミー・メネズ、DFミケランジェロ・アルベルタッツィも4点だった。フィリッポ・インザーギ監督も4.5点と酷評されている。

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