beacon

インザーギ続投のミラン、フォーメーションを変更か 本田は4-4-2の右サイド?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は29日、ミランフィリッポ・インザーギ監督が次節からフォーメーションを4-4-2に変更すると報じた。MF本田圭佑は中盤の右サイドで起用されるという。

 24日のセリエA第20節、27日のコッパ・イタリア準々決勝で、ラツィオを相手に連敗を喫したミラン。当初はインザーギ監督解任の可能性が騒がれていたが、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は続投を支持したと伝えられている。

 それでも、インザーギ監督の立場が安泰になったわけではない。コッパ敗退でセリエAを戦うのみになったミランは、残り18試合で結果を出す必要がある。

 これまで4-3-3と4-2-3-1を軸に戦ってきた「ピッポ・ミラン」だが、不振脱却に向け、指揮官は4-4-2に変更するという。ベルルスコーニ名誉会長が好むフォーメーションだ。

 前線には、同名誉会長が好むペナルティーエリア内のセンターフォワードとして、29日にも加入が決まるかもしれないと言われるローマFWマッティア・デストロの起用が予想され、MFジェレミー・メネスがセカンドトップを務めるという。

 一方、フラットな中盤の両サイドには、右に再合流した本田、左にMFジャコモ・ボナヴェントゥーラが置かれるようだ。ボナヴェントゥーラが負傷中のため、それまではMFアレッシオ・チェルチが左サイドに入るとみられる。センターはMFリカルド・モントリーボとMFナイジェル・デ・ヨングだ。

 ミランは次節で最下位パルマとホームで対戦。続くユヴェントス戦での勝利は厳しいとみられるが、以降もエンポリ(16位)、チェゼーナ(19位)と格下相手のホームゲームが続く。

 この4試合で3勝を挙げることができれば、チームのムードは一変するだろう。そのためにも、まずは内部でのゴタゴタで降格濃厚と言われるパルマを相手に勝ち点3を取り戻すことが重要となる。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP