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ガットゥーゾ氏:「ミラン不振の責任は全員で分かち合うべき」 ピッポは時間を与えるに値する?

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 元ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は、現在の不振の責任は全員で分かち合わなければいけないと話している。

 フィリッポ・インザーギ監督の続投が決まったものの、いまだ不振で周囲から騒がれているミラン。ガットゥーゾ氏はイタリア『スポーツメディアセット』で次のように述べている。

「ミランはずっと一人が決定していた。今は複数の人が決めているようだ。選手たちも周囲もそれを感じている。そういう問題を改善する必要があると思うね」

「責任? 勝つときも負けるときも全員が分かち合わなければいけない。もちろん、インザーギだけの責任でも、ガッリアーニだけの責任でもない。客観的にならなければいけない。ミランは良い選手たちでつくられたチームだ。だが、クオリティーだけでは足りない。全員が一緒にプレーし、自分の中で炎を燃やして、ユニフォームを汗まみれにしなければいけない」

 インザーギ監督は先日、元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏も、リーグタイトルを獲得するために時間がかかったと強調している。インザーギ監督は時間を与えられるに値する指揮官かと問われると、ガットゥーゾ氏はこう述べている。

「イタリアは文化が違う。だがもちろん、時間を与えるに値する人だ。インザーギを選んだときに経験不足の話は言われていたはずで、経験は長い時間をかけて得るものだ。普通のことだよ」

 自身がミランの監督にいつか就任できるかと問われると、ガットゥーゾ氏は次のように答えた。

「ノーと言ったら偽善になる。でも、今の私は違う道を選んだ。私はこの仕事をしたい。だが、道のりがまだまだ長いのは確かだ」

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