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細貝のヘッドはポスト…原口8戦ぶり先発のヘルタは3連敗で降格圏転落

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[2.4 ブンデスリーガ第19節 ヘルタ・ベルリン0-1レバークーゼン]

 ブンデスリーガは4日、第19節2日目を行い、MF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでレバークーゼンと対戦し、0-1で敗れた。出場停止明けの細貝は2試合ぶりに先発。8試合ぶりの先発となった原口とともにフル出場したが、チームは3試合連続の無得点で3連敗を喫した。

 ヘルタは前半7分、カウンターから原口が左サイドをドリブルで駆け上がり、グラウンダーのアーリークロスを入れるが、DFがスライディングでカット。このプレーで獲得した左CKからMFマルセル・ヌジェングがGKとDFの間に入れたボールに細貝が頭で合わせたが、シュートは左ポストを直撃。絶好の先制機を生かせなかった。

 その後は徐々にレバークーゼンが押し返し、試合の主導権を握るが、ヘルタ守備陣も粘り強く対応。細貝も体を張ったディフェンスを見せた。レバークーゼンは前半38分、MFハカン・チャルハノールが右足ミドルを狙うが、GKがセーブ。決定的な場面をつくるには至らず、前半はスコアレスで折り返した。

 ところが後半4分、ヘルタは中盤でMFロイ・ベーレンスのバックパスが奪われ、カウンターを受けると、DFウェンデウの左クロスをFWシュテファン・キースリンクが右足で押し込み、レバークーゼンが先制。ミスから失点したヘルタは後半28分に原口が相手の股間を抜くドリブル突破を見せたが、クロスはDFにクリアされるなど、なかなかフィニッシュまで持ち込むこともできなかった。

 結局、0-1の零封負けで3試合連続の無得点に終わったヘルタ。3連敗で4試合白星なし(1分3敗)となり、順位も降格圏の17位に転落した。


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