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バルサの天才韓国人少年、“禁断の移籍”は実現せず?父親がオファーを否定

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 バルセロナの下部組織に所属するFWイ・スンウは、“禁断の移籍”の可能性がささやかれている。父親は、この噂の火消しにやっきになっている。

 17歳のイ・スンウは、将来を嘱望されているFWだ。だが、バルセロナがFIFAから未成年登録に関する違反で処分を科されたため、この1年ほどスペインでの公式戦に出場できない状態が続いている。

 試合出場が練習試合と年代別韓国代表でのプレーのみに限られるため、移籍の可能性が報じられていた。その移籍先の候補の一つとされていたのが、宿敵レアル・マドリーだった。

 イ・スンウには、チェルシーからのオファーも届いていたという。もし契約していたら、イギリスにおけるこの年代での最高額を手にするはずだったとされる。だが、そのオファーも蹴ったイ・スンウの父親は、『SBS』に「レアル・マドリーからのオファーなど受け取っていない」と明言。あらためてバルセロナへ残る意思を口にした。

「ビッグクラブから関心を寄せられていることには感謝するが、バルセロナが私の息子にしてくれていることと、私の家族のために整えてくれた環境は、ほぼ完璧なものだ」

「たとえ実際にオファーが届いたとしても、そういったものを捨て去るつもりはまったくない。スペインメディアが寄せる興味は、恐怖と言ってもいいほどのものだ。だが息子はよくやっているし、自分のサッカーに集中している」

 そのプレースタイルがリオネル・メッシにもなぞらえられるタレントの未来が注目を集め続けている。果たして、どのチームでリーガエスパニョーラにデビューすることになるのだろうか?


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