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岡崎先発復帰も不発…監督交代のヘルタが連敗ストップで降格圏脱出

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 マインツ0-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは7日、第20節2日目を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでMF細貝萌、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、0-2で敗れた。2試合ぶりに先発した岡崎は1トップでフル出場も不発。細貝、原口はともにベンチスタートとなり、細貝は後半21分から途中出場したが、原口に出番はなかった。

 前節4日のレバークーゼン戦(0-1)で3試合連続の無得点で3連敗を喫し、降格圏の17位に転落したヘルタは5日にヨス・ルフカイ前監督の解任を発表。下部組織で指導していたパル・ダルダイ暫定監督の就任からわずか2日で初陣を迎えた。

 マインツは前半32分、DFゴンサロ・ハラがGKロリス・カリウスにバックパスすると、カリウスがコントロールを誤り、プレッシャーをかけてきたMFバレンティン・シュトッカーにボールを奪われる。慌ててシュトッカーを倒してしまったカリウスにはレッドカードが提示され、一発退場。このプレーで獲得したPKをDFイェンス・ヘゲラーが決め、ヘルタが先制した。

 ヘルタにとっては12月17日のフランクフルト戦(4-4)以来、4試合ぶりのゴール。数的優位に立つと、前半42分にはシュトッカーのシュートがポストに当たった跳ね返りをMFロイ・ベーレンスが押し込み、2-0とリードを広げた。ところが、後半13分にMFファビアン・ルステンベルガーが2枚目の警告で退場。10人対10人の数的同数となり、後半18分にMFペーター・ニーメイヤー、同21分には細貝を投入し、立て続けに選手交代を行った。

 終盤はマインツが攻勢を強めるが、ゴールを奪うことはできず、そのまま0-2の零封負け。後半戦初黒星で3試合ぶりの敗戦となった。一方のヘルタは監督交代が起爆剤となり、連敗を3でストップ。昨年12月13日のドルトムント戦(1-0)以来、5試合ぶりの白星を飾り、暫定13位浮上と、降格圏から脱出している。


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