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全国大会で結果残した2人の先輩FWに負けない活躍を、新生・星稜のFW大倉「越えていきたい」

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[2.7 ジャパンユーススーパーリーグ 四日市中央工高 4-2 星稜高 時之栖Hグラウンド]

 全国高校選手権で3ゴールを挙げて大会得点王(他6人)に輝いたFW大田賢生(3年)と決勝の延長戦で2ゴールをたたき出したFW森山泰希(3年)。星稜高のFW大倉尚勲(2年)は全国大会で輝きを放った2人の先輩FW越えを掲げている。全国舞台で見せた2人の活躍を讃えつつも「あの2人にできて自分ができないのは、悔しい。越えていきたい」と、同じストライカーとして負けずに、大舞台で結果を出す選手へ成長することを誓った。

 全国大会では延長後半から出場した決勝を含めて3試合で交代出場。得点を奪うことができなかったが、貴重な経験を積んだ。それをチームの成長に繋げなければならないと考えている。「例年に比べて選手権帯同していた人数が少ない。(選手権を経験した)自分たちが還元しなければいけないと思います。去年にしても、その前にしても、結果を残しているのでオレらもやらないといけない。一日一日の練習、一個一個のプレー、私生活も大事」。チームが今年も結果を残すために経験を伝える。

 この日は前線で攻撃のポイントになるシーンもあったが、得点を奪うことはできなかった。「競り合い、ヘディング、守備、そして積極的にゴールへ向かうところが持ち味だと思います」というFWが今年、先輩FWたちに負けない活躍を見せて「日本一になって、いろいろな周りのひとから期待されているのも分かる。結果を出して行かないといけない」と目標を果たす。

(取材・文 吉田太郎)

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