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選手権で2戦連発の前橋育英CB宮本鉄平、大学での関東L昇格へ意欲

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 第93回全国高校選手権で前橋育英高(群馬)は準優勝。過去4度敗れていた準決勝を突破して初の決勝進出を果たした。MF鈴木徳真とMF渡邊凌磨のU-19日本代表コンビに注目が集まった前橋育英だが、序盤戦の主役はCB宮本鉄平(3年)だった。

 2回戦の初芝橋本高戦では前橋育英・山田耕介監督も信頼していた空中戦の強さと、的確なカバーリングで相手の攻撃を阻止。そして0-0の後半27分に渡邊の左CKから決勝ヘッドを決めた
。さらに山梨学院高との3回戦でも0-1の後半10分に同点ヘッドを叩き込んだ。そしてチームは2度のPK戦を突破して決勝進出。その選手権について宮本は「今年は弱いと言われていたので、その中で準優勝という結果が出たので良かったと思います」と振り返った。

 2月8日から10日まで開催された日本高校選抜選考合宿では負傷のため、2日目の駒澤大戦、最終日の紅白戦と出場することができなかった。CB菊池流帆(青森山田高)やCB渡辺剛、CB大野佑哉(ともに山梨学院高)と他のCBがアピールする中で残念な負傷となったが、切り替えてまずはコンディションを上げて行く。高校卒業後の進路は昨年関東大学リーグ2部に所属していた平成国際大。「埼玉県リーグに落ちてしまったので、関東へ上がれるように頑張りたいです」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)
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