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[PSM]2戦連発の鹿島FW高崎「順調に取れている」

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[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]

 後半からの出場できっちり結果を残した。今季、徳島から完全移籍で鹿島アントラーズに加入したFW高崎寛之。後半開始からFW赤崎秀平に代わって1トップに入ると、後半3分にはMF遠藤康の左クロスからさっそくヘディングシュートを放った。

 これはGKに阻まれたが、2-1と追い上げられた直後の後半43分、MF柴崎岳の左CKに頭で合わせ、追加点。「いいボールを蹴ってくれて、(頭に)当たって、たまたま入った。セットプレーから点を取るのは重要だし、そこで取れたのはよかった」。これで4日に行われたニューイヤー杯宮崎ラウンドの福岡戦(2-0)に続く2戦連発。「今のところ順調に取れている。公式戦でも点を取りたい」と胸を張った。

 ゴール以外の部分では満足していない。「おさめないといけないところでミスをして、ボールロストが多かった。そういうところを直していければ」と反省すると、「改善点はたくさんある。そういうところに目を向けていきたい」と貪欲に話した。

 FWダヴィは昨年10月18日の柏戦で左膝前十字靭帯損傷および左膝外側半月板損傷の重傷を負い、全治約8か月と診断された。エース不在の中、ここまでのプレシーズンマッチ3試合はいずれも高崎と赤崎と1トップで45分間ずつプレーしており、熾烈なポジション争いを繰り広げている。

 25日にはACLグループリーグ初戦が控える。この日、鹿島の選手として初めてカシマスタジアムでプレーした高崎はサポーターからのコールについて「柴崎か赤崎か、耳を澄まさないと分からない」と冗談交じりに笑いながらも、「チームとして勝つことが大事。ACLにいい形で入って、リーグ戦につなげたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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