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本田は途中交代…10人ミランはドローが精一杯

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[2.15 セリエA第23節 ミラン1-1エンポリ]

 セリエAは15日、第23節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは、ホームでエンポリと対戦し、1-1で引き分けた。本田は後半35分まで出場したが、得点に絡むことはなかった。

 前節のユベントス戦でミランは本田をトップ下にした4-2-3-1を採用。今節も同システムながら、1トップには出場停止からFWマッティア・デストロが復帰。トップ下にMFジェレミー・メネズが下がり、本田は右MFで先発した。

 序盤、アレックスが負傷交代を余儀なくされるなど、全くいい所のなかったミランだが、前半40分、ワンチャンスを生かして先制に成功する。カウンターからメネズがドリブルで持ち上がると、追い越したMFジャコモ・ボナベントゥーラにスルーパス。左サイドからワンタッチで折り返すと、中央に入り込んだデストロが長い脚を伸ばして押し込んだ。

 ただ先制点こそ奪ったミランだが、余裕を持った試合運びとはならない。後半も何とか耐えながら試合を進めていたが、後半23分、DFエルセイド・ヒサイのアーリークロスをFWマッシモ・マッカローネに頭で合わされ、同点弾を浴びた。

 後半35分には本田を下げてMFアレッシオ・チェルチを投入し、勝負に出たミラン。しかし同39分に前に出てシュートブロックに行ったGKディエゴ・ロペスがボールを触ったポジションがエリア外だったことなどから、レッドカードで退場。交代枠を1つ残していたことから、GKクリスティアン・アッビアーティを送り込むことが出来たが、守り切って、勝ち点1を拾うのが精一杯だった。

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