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[CL]パリSGとチェルシーは互いに譲らずに初戦は1-1のドロー

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[2.17 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 パリSG 1-1 チェルシー]

 UEFAチャンピオンズリーグは17日、決勝トーナメント1回戦を行い、パリ・SG(フランス)とチェルシー(イングランド)が対戦した。昨シーズンの準々決勝に続く対戦となった両チームの一戦は、終始パリSGが主導権を握ったものの1-1の引き分けとなっている。

 最初の決定機をつくったのは、ホームのパリSGだった。前半11分に左サイドからのクロスにMFブレズ・マトゥイディが飛び込み、ヘディングシュートを放つがGKティボー・クルトワに阻まれる。こぼれ球を回収したパリSGは、その流れからマトゥイディのクロスにFWズラタン・イブラヒモビッチがヘッドで合わせたが、これもGKクルトゥワに防がれた。

 その後は両チームともに慎重な試合運びを見せて、なかなか決定機をつくれない。そんな中、セットプレーの精度の差が明暗を分ける。前半34分にはFWエセキエル・ラベッシのCKからFWエディンソン・カバーニがヘッドでゴールを狙ったが、GKティボー・クルトワがパンチングでシュートを枠外に弾き出した。

対するチェルシーも前半36分、セットプレーを得ると最終ラインの3選手が最前線に上がる。この流れから、DFジョン・テリーが左サイドからクロスを入れると、DFガリー・ケーヒルがヒールキック気味にボールを浮かせ、最後はDFブラニスラフ・イバノビッチがヘディングシュートを決めて、1点リードで前半を折り返した。

 試合の主導権を握りながらも、先制されたパリSGだが、後半9分には同点に追い付く。左サイドからマトゥイディが上げたボールにカバーニがヘッドで合わせて、試合を振り出しに戻した。勢いづくパリSGは15分にもイブラヒモビッチがラベッシとのワンツーで中央を突破。決定機をつくったが、シュートはGKクルトゥワにブロックされる。こぼれ球をラベッシが再度シュートしたが、これもケーヒルのブロックにあった。

 後半35分には再びカバーニがドリブルでDFをかわして決定機を迎えるが、シュートはわずかに右へ逸れて行った。終盤まで攻勢のパリSGは、アディショナルタイムにもイブラヒモビッチがヘッドでゴールを狙ったが、これもGKクルトゥワに防がれた。結局、第1戦は1-1の引き分けに終わっている。

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