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王者相手に好機演出の内田、地元紙からチーム最高タイの高評価「クオリティーを見せた」

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 シャルケDF内田篤人は18日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのレアル・マドリー戦でフル出場した。地元紙『レヴィアシュポルト』は、内田にチーム最高タイとなる採点をつけ、「国際舞台でまたもそのクオリティーを見せた」と称賛している。

 FWクリスティアーノ・ロナウドをはじめとするマドリーの強力な攻撃に対応しつつ、内田は0-1と1点を追っていた74分にビッグチャンスも演出した。

 ペナルティーエリア内でうまくDFマルセロの裏を取った内田は、冷静に右足でMFケビン・プリンス・ボアテングのロングパスを落とす。これに反応したFWフェリックス・プラッテのシュートがクロスバーを叩くと、こぼれ球を拾って内田がシュートを放つが、GKイケル・カシージャスに防がれた。

 『レヴィアシュポルト』はチーム平均点2.92という中で、内田にはMFマルコ・ヘーガーとともにチーム最高タイとなる2をつけた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 寸評では次のように内田のパフォーマンスがたたえられている。

「疲れを感じさせない働き者は、国際舞台でまたもそのクオリティーを見せている。非常にミスが少なかった。(シャルケが)マドリーのペナルティーエリア内で脅威を感じさせたのは、その時に限られていただけに、内田がサイドを駆け上がったことで攻撃を活性化させたのが序盤と終盤だけだったのは残念だ。プラッテのシュートがクロスバーを直撃し、こぼれ球を拾った内田のシュートは、カシージャスに阻止された」

 内田がチャンスを演出した5分後、シャルケはマルセロに追加点を許し、0-2と敗れた。ホームで2失点しての黒星だけに、ベスト8進出は厳しくなっている。セカンドレグは3月10日、マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われる。


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