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大宮FW播戸が元チームメイトのMF香川を英語で気遣う「カガワ、ブロークンハート」

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 大宮アルディージャのFW播戸竜二が、セレッソ大阪時代のチームメイトである日本代表MF香川真司を気遣った。19日に行われたプレスカンファレンスにキャリアで初めて出席した播戸は、ピッチ上さながらアグレッシブに会場内を動き回り、「いやぁ、楽しい。なんでここに今まで来たことがなかったのか不思議なくらい」と、ご満悦だった。

 大宮のブースに戻った播戸は、英国人記者からの取材を受け、日本語で質問されかけると、「イングリッシュ、プリーズ」と、自ら英語での取材を希望。そして「アジア杯は見ていたか?」と聞かれると「イエス」と答え、何が問題だったかと聞かれると、胸を叩きながら「ハート」と答え、「カガワ、ブロークンハート。メンタリティ、ノーグッド」と続けた。

 オフの12月、播戸はドイツへ渡り、その香川と食事をしたという。そのときに、香川が自信を失っていたことを感じたようだ。後輩を気遣う播戸は、マンチェスター・ユナイテッド時代に試合に出られなかったことに原因があると分析。「どうすれば、自信を回復できるか」という矢継ぎ早の質問に対しも、「ゴール。スコア メニー ゴールズ!」と答えた。

 流暢な英語での解答を褒められた播戸は、「今シーズンは、僕もゴールをたくさん決めたい。最低でも11ゴール。そのためにも、まずは試合に出ること」と、引き続き英語で、自身の3年ぶりとなるJリーグでのゴールを誓った。

(取材・文 河合拓)

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