[2.20 ベルギーリーグ第27節 スタンダール・リエージュ3-2ベフェレン]

　ベルギーリーグは20日、第27節の1試合を行った。GK川島永嗣とFW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュはホームでベフェレンと対戦し、3-2で勝利した。川島と小野はベンチスタート。小野は後半45分から途中出場するも川島は出番なしに終わり、アジア杯と左膝痛で欠場した5試合を除き、これで11試合連続で出場機会なしとなっている。

　スタンダールは前半4分、FKの流れからFWイゴール・デ・カマルゴがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。14分には右サイドからのクロスにFWイモー・エゼキエルが頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。

　立ち上がりのチャンスをモノにできなかったスタンダールは前半17分、左からの折り返しをGKテュラム・ユリアンが弾いたボールをMFジョニー・ラウエルに押し込まれ、先制点を許す。それでも34分、MFアドリアン・トレベルのパスを受けたエゼキエルがPA右をドリブル突破し、豪快に右足でニアに突き刺し、1-1と試合を振り出しに戻した。

　後半もボールを支配したのはスタンダールだった。7分、左サイドからのクロスをファーサイドのMFムヤンギ・ビアが落とし、エゼキエルが倒れ込みながら右足で合わせたがクロスバー上に外れてしまう。17分には左サイドから中央に切れ込んだビアが無回転ミドルを放つもGKに防がれた。すると、20分にPA左手前で与えたFKを直接決められ、1-2と勝ち越しを許してしまった。

　それでもスタンダールは後半38分、MFアドリアン・トレベルが右から折り返したボールをエゼキエルが落とし、途中出場のMFジローン・ハマドが右足シュート。再び同点とするとその2分後の40分には、左CKが逆サイドまで流れたボールをMFカルセラ・ゴンサレスが角度のないところから右足シュートを左サイドネットに突き刺し、3-2で逆転勝利。スタンダールは8試合負けなし(6勝2分)とした。

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