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ヘルタは好調ボルフスに敗れ連敗…細貝、原口に出番なし

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[2.22 ブンデスリーガ第22節 ボルフスブルク2-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは22日、第22節3日目を行い、MF細貝萌とFW原口元気の所属する17位ヘルタ・ベルリンは敵地で2位ボルフスブルクと対戦し、1-2で敗れた。細貝、原口はともにベンチスタートで、最後まで出番なし。チームは2連敗を喫し、降格圏を脱出できなかった。

 最近9試合負けなし(6勝3分)の2位で、19日のEL決勝トーナメント1回戦第1戦でもスポルティング・リスボンに2-0と先勝するなど好調なボルフスブルクが立ち上がりから攻勢に出た。前半10分、MFビエリーニャの右クロスをMFアンドレ・シュールレが頭でそらし、FWバス・ドストが右足で蹴り込む先制点。前節のレバークーゼン戦(5-4)で4ゴールを挙げたドストは3戦連発で今季通算10ゴール目となった。

 劣勢のヘルタもワンチャンスを生かす。前半30分、ボルフスブルクの右SBセバスティアン・ユングのミスを突いたMFバレンティン・シュトッカーがボールを奪い、ゴール前にクロス。FWユリアン・シーバーが豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。

 追いつかれたボルフスブルクだが、その後もボールポゼッションを高め、ゲームを支配。しかし前半39分、ユングのスルーパスに反応したシュールレのトラップは大きくなり、シュートは枠を捉え切れない。同42分、MFケビン・デ・ブライネの右足ミドルもクロスバーの上を越えた。

 後半もボルフスブルクのペースで進む。すると後半29分、MFルイス・グスタボの左足ミドルが右ポストに当たった跳ね返りをドストが右足で押し込み、2-1と勝ち越しに成功した。ドストはスポルティング・リスボン戦に続く2ゴールで、最近の公式戦4試合で9ゴールと絶好調。得点ランキング単独3位に浮上する今季リーグ戦11得点目が決勝点となり、チームも3連勝で10戦負けなし(7勝3分)とした。


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