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Jリーグ、分配金制度見直しへ…スカパー新規加入数などが影響することに

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 Jリーグの村井満チェアマンは23日に行われた理事会後に会見を行い、分配金制度を見直すことを明かした。

 Jリーグはこれまで、放映権料などを元手にした分配金をJリーグ各クラブに支給してきた。今回はそれをより明確化。リーグ上位クラブにより多くの分配金が渡るようにして、世界に通用するクラブの育成を目的としている。

 チェアマンの発表によると、今回決定したのは「スカパー!の新規加入数」、「リーグスポンサーへの貢献度」を加味するもの。さらに「競技成績」による項目を強化し、ACLに出場すれば、分配金が増えることになる。なお、入場者数についても規定を設ける予定でいたが、これは地域格差の問題などから、結論先送りとなった。いずれも15年シーズンの成績をもとに、16年度の分配金に反映される。

(取材・文 児玉幸洋)

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