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柏はドロー発進、敵地でKリーグ王者と勝ち点1分け合う

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[2.24 ACLグループリーグ第1節 全北0-0柏 全州]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグが24日に各地で開幕した。E組の柏レイソルは敵地で全北現代(韓国)と対戦し、0-0で引き分けた。柏の第2戦は3月3日、ホームでビン・ズオン(ベトナム)と対戦する。

 2年ぶりのACLを戦う柏。17日にチョンブリFC(タイ)と戦った、プレーオフを延長戦の末に制して、本戦に進出した。迎えたグループリーグ初戦は昨季韓国Kリーグ王者の全北現代。2年前の同大会ラウンド16で対戦した時には2連勝している相手だけに、柏の戦いぶりに注目が集まった。

 敵地で勝ち点1をもぎ取った。前半からボールを支配される柏だが、最後の集中力は切らさない。前半5分にはMFイ・ジェソンにゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に救われる。同15分にもFKからDFチョ・ソンファンが押し込むが、これもオフサイドだった。また27分のイ・ジェソンのシュートがクロスバーを叩くなど、運にも恵まれた。

 スコアレスで折り返した柏だが、なかなかゴール前まで運べない。たまらず吉田達磨監督は、後半15分にFW工藤壮人に代えて、FWクリスティアーノを投入。リズムの変化を求めに行く。しかし、チャンスらしいチャンスと言えば、後半29分にMF大谷秀和が放ったミドルが、左に外れたくらい。ただ終盤、守備陣も安定し、全北に決定機を許すことはなかったため、本戦初陣はスコアレスドローで幕を閉じた。


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