beacon

[EL]ルカクが2戦5発と大暴れ…久保先発のヤングボーイズは2戦合計2-7でEL敗退

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.26 EL決勝トーナメント第1戦2回戦 エバートン3-1ヤングボーイズ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は26日、各地で決勝トーナメント第1戦2回戦を行った。FW久保裕也の所属するヤングボーイズ(スイス)は敵地でエバートン(イングランド)と対戦し、1-3で敗戦。2試合合計でも2-7となり、ヤングボーイズのEL敗退が決定した。久保はトップ下で先発出場したが、得点に絡むことができず、後半31分に途中交代した。

 前半4分にドリブルから久保がシュートを放つなど積極的な入りを見せたヤングボーイズが早い時間に先制点を挙げる。13分、FWエウロヒオ・サラテ}の右CKのクリアボールをMFラファエル・ヌゾロが右足ボレー。これはGKティム・ハワードに阻まれるもMFセク・サノゴが左足で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 ヤングボーイズは前半21分、サラテの右CKからDFスコット・ズッターがニアに飛び込んで頭で合わせる。これは惜しくもクロスバーに阻まれ、追加点のチャンスを逃すと、GKマルコ・ベルフリがFWスティーブン・ネイスミスを倒してしまい、PKを献上。これをルカクに落ち着いてゴール左隅に流し込まれ、同点とされた。

 さらに勢いづくエバートンは前半30分、左サイドからDFルーク・ガーバットが上げたボールをルカクが左足ボレーを叩き込み、2-1とあっさり逆転に成功する。42分にはDFダーロン・ギブソンのスルーパスに抜け出したFWケビン・ミララスがGKとの1対1を制して、第1戦と同じ3-1で前半を折り返した。

 2試合合計で7-2としたエバートンは後半3分にルカクに代えてFWアルナ・コネ、MFジェームズ・マッカーシーに代えてMFムハメド・ベシッチを投入するなどロベルト・マルティネス監督は余裕の采配を見せた。

 エバートンは後半31分にコネのシュートがポスト直撃。アディショナルタイム2分にはDFレオン・オスマンがゴールネットを揺らしたがその前のファウルを取られ、追加点こそ奪えなかったがヤングボーイズに反撃を許さず、そのまま3-1で勝利。2試合合計で7-2とし、決勝トーナメント2回戦進出を決めた。なお、2回戦の相手は27日に行われる組み合わせ抽選で決定する。

▼関連リンク
EL14-15特集
欧州組完全ガイド

TOP