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[EL]フェイエサポが今度はスタジアム内で暴動…一時中断もローマが競り勝ち16強進出

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[2.26 EL決勝トーナメント第1戦2回戦 フェイエノールト1-2ローマ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は26日、各地で決勝トーナメント第1戦2回戦を行った。フェイエノールト(オランダ)はホームでローマ(イタリア)と対戦し、1-2で敗戦。2試合合計3-2としたローマが決勝トーナメント2回戦への進出を決めた。

 フェイエノールトサポーターが再び事件を起こしてしまった。19日の第1戦、敵地に乗り込んだフェイエノールトサポがローマ市内で暴動を起こして地元警察と衝突。20名以上が拘束され、観光の名所でもあるスペイン広場などが大きな被害を受けていた。

 この試合では前半38分にフェイエノールトサポーターが人種差別の象徴的記号となってしまっているバナナの形をしたバルーンを投げ込み、会場は一時騒然。さらに0-1で迎えた後半9分、FWミッチェル・テ・フレーデの一発レッドの判定に苛立ったサポーターがピッチにモノを投げ込み、選手たちはドレッシングルームへ引き上げ、試合は一時中断となった。

 その後、約15分間の中断を経て試合は再開され、フェイエノールトが後半12分にFWエルビス・マヌのゴールで同点とした。しかし、その3分後の15分にDFバシリス・トロシディスの右クロスをFWジェルビーニョに勝ち越しを許し、1-2でEL敗退が決定。フェイエノールトはサポーターが立て続けに問題を起こしたことにより、何らかの処分が下されることが予想される。

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