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ブラッター会長、カタールW杯の12月23日閉幕に反対 「18日までに終わらせなければ」

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 FIFAのゼップ・ブラッター会長は27日、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)は12月18日までに閉幕すべきとの見解を示した。

 FIFAのタスクフォースは今週、夏開催の場合に酷暑が懸念されていたカタールW杯について、11月末から12月末までの開催にすべきとの提案を固めた。3月の特別委員会で承認されれば、史上初となる冬のW杯開催が実現する。

 だが、タスクフォースが提案する12月23日までの大会となれば、欧州の主要リーグへの影響が注目される。特に、クリスマス時期や新年にかけて過密日程で試合が続くプレミアリーグへの影響は計り知れないだろう。

 注目されるカタールW杯の開催時期について、ブラッター会長は次のように述べている。『スカイ・スポーツ』などイギリスメディアが伝えた。

「W杯は(12月)23日まで続かない。18日には終わらせなければならない。私は23日閉幕に反対だ」

「欧州は激怒しているわけではない。あまり満足はしていないがね。だが、準備する時間は6年以上あるんだ。善意があれば、解決策はある」

 欧州クラブ協会はFIFAが補償金を支払うべきとしていたが、ジェローム・バルケ事務総長は先日、支払う必要がないとの見解を示した。ブラッター会長はこの件について、次のように述べた。

「まだ深く議論していない。だが、私は個人的にカール=ハインツ・ルンメニゲに連絡を取った。これがサッカーだ。欧州のクラブは満足していない。だが、彼らは連帯すべきだ。重要なことだよ。問題と議論があり、問題は解決する必要がある」
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