beacon

[キャピタルワン杯]チェルシーがトッテナムを下し、第2次モウリーニョ政権初タイトルを獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.1 キャピタルワン杯決勝 チェルシー2-0トッテナム]

 キャピタルワンカップは1日、決勝を行い、チェルシートッテナムがウェンブリースタジアムで対戦した。互いに通算5度目となるリーグカップ優勝を目指すロンドンの2クラブの激突は、2-0でチェルシーが勝利。ジョゼ・モウリーニョ監督が指揮官に復帰した昨シーズンは無冠に終わっていたチェルシーが、2シーズンぶりにタイトルを獲得している。

 最初の決定機は前半10分、トッテナムはMFアンドロス・タウンゼントの直接FKがクロスバーを叩く。その1分後にはFWハリー・ケインがドリブルでボールを運び、右足でシュートを放ったがGKペトル・チェフに抑えられた。同13分にはチェルシーがチャンスをつくる。左サイドに開いたFWジエゴ・コスタがDFを引き付け、中央にパス。MFエデン・アザールがゴールを狙ったが、枠を捉えきれなかった。

 その後、お互いにゴールのないまま時間が進んだが、前半45分に試合が動く。右サイドでFKを得たチェルシーは、MFウィリアンがゴール前にクロスを放り込む。DFのクリアーが中途半端になったところをDFジョン・テリーがシュート。DFに当たったボールがゴールに決まり、チェルシーが1点を先行して前半を折り返した。

 チェルシーは後半4分にロングスローからMFセスク・ファブレガスがオーバーヘッドシュートでゴールを狙うが、GKウーゴ・ロリスに阻まれた。それでも同11分、ウィリアンからのパスを受けたセスクが、ためをつくり、PA内のジエゴ・コスタにパスを通す。これを受けたジエゴ・コスタが縦に仕掛けてシュート。DFに当たったボールが、ロリスの逆を突く形となり、チェルシーが後半の早い時間帯に2点目を奪った。

 勢いづくチェルシーは、後半19分にもウィリアンからのパスを受けたアザールが左サイドからカットインを見せ、右足でゴールを狙ったが、シュートは右に外れた。その後、チェルシーは選手交代を行い、反撃に出ようとするトッテナムを封じ込めて2-0で勝利。8シーズンぶり、5度目となるリーグ杯制覇を達成している。

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集

TOP