かつてアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスと交際していたダンサーのバレンティーナ・ロスさんが、怒りの暴露を行った。英『サン』が報じている。

　サンチェスと交際していたというバレンティナさんは、「携帯のメッセージを送り始めて、数か月後にチリで初めて対面したの。彼は私を迎えに来てくれて、そのまま彼の自宅で初めてセックスした。それからは、彼がチリに戻ってくるたびに会っていたわ」と、交際の経緯を説明した。

　その後、1年以上にわたって交際していたが、2010年10月のある事件をきっかけに破局することとなった。それは、サンチェスが、代表戦のためにチリに帰国していたときのこと。負傷のため、試合を欠場したサンチェスは、帰宅後にバレンティナさんと過ごしていたという。

　2人でシャワーを浴びた後、ベッドルームに戻ろうとするサンチェスに「しばらくシャワールームにいてくれ」と言われ、バレンティナさんは違和感を覚えたという。その後、ベッドへ行き、性行為を始めると、クローゼットから物音がしたという。「聞こえた?」と聞いたバレンティナさんだが、耳を塞がれただけだったという。さらに、その後にも物音が聞こえたため、バレンティナさんがクローゼットのドアを開けると、サンチェスの友人2人が、携帯電話を持ち、2人の性行為を撮影していたという。怒った彼女は携帯電話を奪い取り、床に叩きつけて破壊。謝罪するサンチェスに脇目もふらず、タクシーで帰宅した。

　4年以上の時間が経った今も、バレンティナさんの怒りは収まっていない。「おそらくサンチェスは、自分が性交している相手をフィルムに収めるのが面白いと思ったのでしょうね。だけど、もし誰かが彼の母親か姉妹に同じことをやったら、彼は激怒するはずよ」と話している。

　この事件をチリのテレビで暴露した後、彼女は多くの脅迫を受けたという。それでも、「とても傷つけられたわ。ものすごいお金を稼いでいるサッカー選手かもしれないけれど、彼は未成熟で面白みもない人間よ。女性をどのように扱うべきか、考えた方がいい。イギリスのすべての人に、何が起こったかを知ってほしい」と、訴えている。

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