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来季、本田のライバルに? ミルナーがミランなどへの移籍を模索か

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 マンチェスター・シティのイングランド代表MFジェームズ・ミルナーが来季、母国を離れることになるかもしれない。シーズンオフの今夏に国外クラブへの移籍を考えていると、イギリス『ガーディアン』が伝えた。

 2010年夏にアストン・ビラから加入したミルナーは今季いっぱいで5年契約が満了となるため、新しい契約を結んで残留するかが注目されているが、ここまでのところ進展はない。リバプール移籍の噂が流れたこともあったが、現在は国外への移籍も選択肢に入っているようだ。ミラン、インテル、ローマのイタリア勢に加え、スペインの2クラブも獲得に興味を示しているという。

 昨季までにプレミアリーグ2度、FAカップとキャピタル・ワン・カップでそれぞれ1度の優勝に貢献したミルナーだが、昨季から指揮を執るマヌエル・ペジェグリーニ監督の下での立場は微妙になっている。今季ここまでプレミアリーグでの先発出場は28試合中、半分以下の13試合にとどまっており、同様の状況はシーズン終了まで変わることはなさそうだ。

 また、ミルナーはセンターハーフでのプレーを希望しているが、ペジェグリーニ監督はウイングやFWで起用している。この状況にフラストレーションをためているミルナーは、常時の先発起用と希望するポジションでのプレーを求め、今季終了後の移籍を模索し始めたとされる。ペジェグリーニ監督は先月末に「残留か、退団かと聞かれれば、クラブにいる全員がミルナーには残留してほしいと思っている」と語ったものの、先行きは不透明だ。

 29歳と老け込むような年齢ではなく、しかもイングランド代表ではレギュラーという実力者を移籍金ゼロで獲得できるとなれば、欲しがるクラブは多いだろう。ミランに加入すれば同じ左利きのMFとして、本田圭佑とポジションを争うライバルになる可能性もある。

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