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ファン・ハール、ファルカオのU-21チーム起用は「侮辱ではない」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、不振の続くFWラダメル・ファルカオについて、活躍できない状況でもプロフェッショナルな姿勢を見せているとして擁護している。

 今季モナコからのレンタルでユナイテッドに加入したが、期待されたような活躍を見せられていないファルカオ。9日に行われたFAカップ準々決勝アーセナル戦に出場しなかった同選手は、翌日のU-21チームの試合に出場したが、「輝くことができなかった」と報じられていた。

 ファン・ハール監督は13日の会見で次のように述べた。イギリス複数メディアが伝えている。

「私は彼をセカンドチームでプレーさせた。それが侮辱だということを多くの新聞で読んだが、私はそうは思わない。監督、マネジメント、クラブ、そして何より選手のプロフェッショナルな姿勢によるものだ」

「ファルカオだけが(U-21チームで)プレーしたわけではない。(ビクトール・)バルデスもラファエウもだ。ラファエウは非常に良いプレーをして、素晴らしいゴールも決めた。ファルカオは最高の試合をしたわけではなかったが、全力を尽くしてくれた」

 ポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産したファルカオだが、なぜユナイテッドでは輝けないのだろうか。

「我々は彼のための解決策を求めているが、分からないものだ。監督としても選手としても、コントロールできない要素はたくさんある。ある国で素晴らしいパフォーマンスを見せても、別の国ではそうならないこともある」

「そういう例はこれが初めてではないし、最後でもないだろう。新しい状況、新しい文化、イングランドの速いリズムなどに適応するために時間を要する選手は多い。ファルカオもほかの選手たちも必死に頑張っており、私は彼らの姿勢に満足している」

 だが、ファルカオに残された時間は多くない。このままではユナイテッドがモナコからの完全移籍のオプションを行使する可能性は低いと見られる。

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