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清水、大前途中交代でウタカデビューも新潟とスコアレス…櫛引の好セーブは光る

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[3.14 J1第1ステージ第2節 新潟0-0清水]

 アルビレックス新潟のホーム開幕戦、清水エスパルスを迎えた一戦は、0-0の引き分けに終わった。

 アウェーで開幕を迎えた新潟。鳥栖との一戦は、悔しい逆転負けとなった。迎えたホーム開幕戦。2010年からホームでの対戦は5連勝中と相性の良い清水が相手となった。対する清水は、ホームでの開幕戦で鹿島に3-1で快勝。プレシーズンマッチなどの状態から、調整不足も心配されたが、きっちり開幕に合わせてきた。連勝で好スタートを決定づけたいところだ。

 互いに我慢比べの展開が続いた。新潟は前半32分、MFレオ・シルバが枠内を捕えるFKを蹴るが、GK櫛引政敏が好セーブで弾き出す。清水も同34分、右サイドを突破したMF村田和哉のクロスにファーサイドでFW大前元紀が頭で飛び込むが、シュートはわずかに左に外れた。

 スコアレスで折り返した後半、最初に動きを見せたのは清水だった。開始と同時に、前節2得点の大前を下げて、FWピーター・ウタカを投入。デンマークリーグで得点王を獲得する等の実績を持つ新助っ人をJデビューさせる。

 しかしスコアは均衡状態はなかなか崩れなかった。清水は後半33分、左サイドからのCKを獲得すると、MF八反田康平のキックをウタカが頭で合わせる。だがこれが惜しくもポストに嫌われる。新潟も同38分、こぼれ球をMF小林裕紀がダイレクトボレーで狙ったが、櫛引のビッグセーブに阻まれた。

 終盤、清水はFWミッチェル・デューク、新潟はFW指宿洋史、U-22日本代表FW鈴木武蔵と、攻撃カードを次々と切ったが、スコアは動かず、スコアレスドローに終わった。


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