レアル・マドリーMFサミル・ケディラの来季加入が噂されるシャルケは、やはり同選手の獲得に動き始めているようだ。クラブ首脳が交渉の存在を認めている。

　マドリーとの契約が今シーズンで満了となり、移籍の可能性が高いと見られるケディラ。プレミアリーグへの移籍も噂される一方で、数日前にはシャルケと合意したのではないかとの報道もあった。

　クレメンス・テニエス監査役会長は交渉を認め、ドイツ『ビルト』に次のようにコメントしている。

「最初の話し合いがあった。コンディションを取り戻せば、ケディラは我々の助けになってくれると思う」

　これに対し、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は14日の会見で次のように話すにとどめた。スペイン『マルカ』が伝えている。

「我々はその情報を把握していない。本人に聞けばいいが、彼が話さないのであれば分からない。だが契約が満了するので、彼を欲しいクラブがあれば契約することもできる。それがルールだ。ケディラはプロフェッショナルだよ」

　ドイツ代表としてブラジル・ワールドカップの優勝にも貢献した経験豊富なケディラ。来季はドイツに復帰して内田篤人のチームメートになるのだろうか?

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