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玉田決勝FK弾含む2発!扇原が驚弾!!C大阪が“ライバル”大宮に勝利

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[3.15 J2第2節 C大阪3-1大宮 ヤンマー]

 セレッソ大阪大宮アルディージャを3-1で下した。ともに今季よりJ2に降格したチーム同士の激突。昇格争いのライバル対決は、ホームのC大阪に軍配が上がった。

 試合は後半に動いた。8分、DF染谷悠太がロングフィードを蹴ると、オーバーラップしたDF丸橋祐介に入る。中央に横パスを出すと、FW関口訓充が右足アウトサイドでワンタッチスルーパス。反応したFW玉田圭司が左足で蹴り込み、先制点を奪った。今季より名古屋から移籍してきた玉田。うれしい移籍後初ゴールになった。

 ただ、大宮も意地を見せる。後半39分、左CKをファーサイドで受けたFW富山貴光がコントロール。エリア外に戻すと、途中出場のMF大山啓輔がふわりとしたクロスをゴール前に上げる。これをDF河本裕之が頭で押し込み、同点に追いついた。

 だが、C大阪の新背番号20が勝負強さを見せる。後半45分、C大阪はゴール前やや右の位置で玉田が倒されFKを獲得。キッカーの位置にはFWカカウもいたが、玉田が自ら狙う。すると左足から放たれたシュートは一直線にゴール方向に向かう。GK加藤順大も懸命のセーブを見せたが、クロスバーを叩いたボールは、勢いのままゴールラインを越えていった。

 さらにC大阪は後半アディショナルタイム3分、大宮GK加藤がクリアのため前に出ると、左サイドで拾ったMF扇原貴宏がワンタッチから左足ロングシュート。ライン際から放たれたシュートだが、見事に無人の枠内を捕え、劇的勝利に花を添えた。

 大盛り上がりのヤンマースタジアム長居。決勝点について玉田は、「引き分けかなという状況でしたけど、僕は諦めていなかった。練習もしていたので決めることが出来てよかった」。今後に向けては「きょうみたいなプレーを続けていきたい。チームとしても個人としても成長していければいいなと思います」と笑顔で話した。


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