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スタンダールはレギュラーシーズン4位で終える、ベンチスタートの川島は出場準備も出番なし

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[3.15 ベルギーリーグ第30節 スタンダール・リエージュ1-0ゲンク]

 ベルギーリーグは15日、レギュラーシーズン最終戦となる第30節を各地で行った。GK川島永嗣とFW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュはホームでゲンクと対戦し、1-0で勝利した。川島と小野はベンチスタート。川島は出番なしに終わったが、小野は後半45分から途中出場している。

 川島は前半23分あたりからGKテュラム・ユリアンの怪我を受けて、途中出場に向けてアップしていたが、結局出番はなく、昨年10月26日の第12節アンデルレヒト戦以来のリーグ戦出場とはならなかった。

 ベルギーリーグはレギュラーシーズン終了後、上位6チームが勝ち点の半分(奇数の場合は繰り上げ)を持って「プレーオフ1」を戦う。「プレーオフ1」で3位以内に入ると、来季のEL予選3回戦(3位)、欧州CL予選3回戦(2位)、欧州CL本選(1位)の出場権がそれぞれ与えられる。

 5位でプレーオフ1出場を決めているスタンダールは、前半11分にMFムヤンギ・ビアのスルーパスからMFイゴール・デ・カマルゴが決定的なシュートを放つもライン上で相手DFにクリアされる。同38分にはビアがドリブル突破から左足シュートを放ったが、相手GKに右手一本で弾き出された。

 スコアレスで折り返した後半14分、ドリブル突破からDFダミアン・デュソーのシュートはわずかにゴール右に外れたが、試合を動かしたのはやはりスタンダールだった。同19分、デ・カマルゴが右からドリブルで切れ込むも相手DFにカットされ、クリアされるが、このボールを拾ったMFジュリアン・デ・サールがワントラップから右足一閃。これがゴール左隅に突き刺さり、試合を動かした。

 試合終了間際の後半45分には小野を投入し、最後まで追加点を狙いに行った。小野はファーストタッチから左足ミドルもクロスバー上に外れる。さらに小野は体を張った守備も見せ、限られた出場時間で存在感を示した。試合はそのまま1-0で終了。スタンダールは順位を4位に上げ、勝ち点53の半分である27を持ってプレーオフ1に進む。なお、プレーオフ1第1戦は4月4日に行われる。

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