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監督との朝食が飛躍へのきっかけに? ブンデス初得点に満足しない原口は「さらなる高みを目指す」

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 ヘルタ・ベルリンFW原口元気は、14日の第26節シャルケ戦でブンデスリーガ初ゴールを記録した。パル・ダルダイ監督の就任後、厳しい時期も経験してきた原口は、さらなる成長に意気込んでいる。

 2月にヨス・ルフカイ前監督が解任され、ダルダイ監督が就任してから、原口は出場できない時期も続いた。本人も苦しみを感じていたようだが、それも成長への糧になると信じている。ドイツ『ビルト』が原口のコメントを伝えた。

「今までそういう経験はなかったので、僕にとって簡単なことではなかったです。日本ではいつも試合に出ていましたからね。だけど、この経験も僕の成長につながっていると感じています」

 6日に行われた第24節シュトゥットガルト戦の前日、原口はダルダイ監督やミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)と一緒に朝食をとり、話し合ったという。このミーティングで、自分の役割を把握できたようだ。

「何を求められているのかがよく分かったので、良かったですね」

 スコアレスドローに終わったシュトゥットガルト戦で、出番は回ってこなかった。だが、続くシャルケ戦で70分から途中出場。チャンスをもらうと、出場から12分後に勝ち越しゴールを決めた。

 チームが終了間際の失点で追いつかれ、原口のゴールは勝ち点3につながらなかったが、ブンデスリーガ初ゴールが自信につながることは間違いないだろう。だが、原口は満足していない。

「1点で満足するわけにはいきません。もっと高い基準を目指しています。ヘルタがもっと勝てるように貢献したいです」

 そんな原口のさらなる向上を望んでいるのは、ダルダイ監督も同じだ。

「ゲンキはシャルケ戦で良いプレーができた。この調子で頑張り、レギュラーになれることを願っているよ」

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