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山口蛍がPK献上…岡山は開幕3連勝ならずもC大阪とドロー

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[3.21 J2第3節 岡山1-1C大阪 Cスタ]

 開幕2連勝のファジアーノ岡山がホームにセレッソ大阪を迎えた一戦は互いに譲らず、1-1で引き分けた。岡山は3連勝を逃したが、開幕から2勝1分の無敗をキープ。C大阪は1勝2分となった。

 C大阪は前半5分、FW玉田圭司が落としたボールをMF扇原貴宏が左足ミドルで狙ったが、ゴール上へ。前半の終盤は岡山が押し返し、前半30分にはMF加地亮のスルーパスから右サイドのスペースに走り込んだFW片山瑛一が角度のない位置からシュート性のクロス。GKが弾いたボールにMF田所諒が詰めたが、シュートはDFのブロックに阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半立ち上がりに試合は動く。C大阪はセカンドボールを拾ったMF山口蛍が右サイドに展開。FWフォルランがダイレクトで折り返したクロスにMFパブロが右足ボレーで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 今季初失点を喫した岡山だが、DF岩政大樹がオーバーラップから自らシュートを放つなど反撃に出る。後半29分にはMF伊藤大介が直接FKを狙うが、GKキム・ジンヒョンがセーブ。なかなか同点に追いつくことはできなかったが、後半36分、右クロスをファーサイドで受けた田所がマイナスに戻したところでFW押谷祐樹が山口に倒され、PKを獲得した。

 これを押谷が自ら決め、1-1の同点。昇格候補のC大阪相手に一歩も引くことなく、1万5820人が詰めかけたホームゲームで引き分けに持ち込み、勝ち点1を獲得した。


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