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イングランド不振の要因は「島国根性」にあり!磐田FWジェイが“海外移籍のすすめ”

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 今季よりJ2のジュビロ磐田でプレーしている元イングランド代表FWジェイが、英紙『ミラー』のインタビューに答えている。同選手はイングランド代表が結果を残せなくなった要因を、「島国根性」にあるとし、トップ選手はもっと海外でプレーすべきだと主張している。

 ジェイはアーセナルの下部組織出身で、2000年にコベントリー・シティでプレミアリーグデビュー。だが2003年にイタリアに渡りペルージャでプレーするなど、早くから海外に目を向けていた。2004年から英国に戻ってプレーを続けたが、2014年にタイリーグに移籍。そして今季よりJリーグにやってきた。

 イングランドサッカー協会(FA)は、国内の選手に機会を与えるために海外の選手を制限するべきだと考えている。しかしジェイは、そういった「島国根性」がイングランドサッカーを衰退させていると主張。トップ選手がより良い環境を求めて移籍するべきだと話している。

「多くの選手が海外に行かず、移籍しようとも思っていないことには本当に驚かされるよ。最高の海外選手がプレミアリーグにやってくるのに、僕らの最高の選手は海外に行くことをしないんだ。海外移籍が選手としての自分を押し上げてくれるのは間違いない」

「僕らの代表チームが苦しんでいる一つの理由は、プレミアリーグで出場機会のない選手がいるからだ。だったらなぜ、イタリアやドイツでキャリアを始めようとしないんだ?多くの選手達をぬるま湯から叩きだしてくれるんだよ。海外に移籍することは、イングランドにとっても、選手にとっても素晴らしいことなんだ」

「もっと多くの選手が自分の成長のために海外に行くべきだと願っている。戦術的にも、人間的にも成長することができるからね。また、海外に移籍することは志を見せるということでもある。イングランドでは、トレーニングはチームメイトとの遊びのような感覚で行われている。だけどイタリアではそれがライフスタイルなんだよ。彼らが見せる献身性や集中力からは本当に多くを学んだ。ジョン・テリーやライアン・ギグスのような、一つのクラブにずっといるような時代は終わりを迎えている」

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