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[ミズノカップIN香川]3年連続準優勝の九州国際大付、大濱V弾で日本航空に勝利

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[3,29 ミズノカップIN香川予選リーグ第1節 日本航空高 0-1 九州国際大付高 瀬戸大橋記念公園球技場]

 第3回ミズノカップU-18 IN うどん県(香川)2015グループD第1節で前身のミズノカップIN高知時代から3年連続準優勝の九州国際大付高(福岡)と日本航空高(山梨)が激突。九国大付が1-0で勝った。

 九国大付は17分、昨年の選手権福岡県予選で3試合連続ゴールの活躍を見せたFW田中裕康(新3年)が決定的な左足シュートを放つと、敵陣でのセットプレーではプリンスリーグ九州参入戦でゴールも決めている190cmGK星加浩弥(新3年)を参加させて相手にプレッシャーをかけるなど揺さぶりをかけていく。田中が高い位置でのインターセプトから間髪入れずに攻め込むなど縦への攻撃にスピードのあった九国大付。前半22分には、右サイドを突いたMF大濱秀友(新3年)が右足シュートをねじ込んで先制する。

 一方の日本航空は今年、CB赤石幸太郎(新3年)やCB松土準(新2年)ら昨年からの主力を多数残す陣容。だが、仲田和正監督は「昨年のサッカーと今年は変わるし、出ていた選手でも今年出られるか分からない」。結果が出ない中で割り切った戦いをして勝利を目指した昨年から、本来の高い判断力を伴ったポゼッションスタイルで再びスタートを切っている今年では戦い方が違う。その中で実績はなくても、よりチームに貢献できる選手が起用されている。

 この日は最前線に入ったFW宮内海人(新3年)がキープ力を発揮し、MF三吉直樹(新2年)がキレのあるドリブルで存在感を発揮。まだ精度が足りず、守備の堅い九国大付の前に0-1で敗れたものの、複数の選手が連動した攻撃で仕掛けるシーンもあり、航空らしさを示したゲームでもあった。

(取材・文 吉田太郎)
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