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最終予選へ成長を求めるU-22代表 手倉森監督「もっともっとレベルを上げて」

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[3.31 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第3戦 U-22日本 1-0 U-22マレーシア]

 2日前のベトナム戦を2-0で終えた後、「今日苦しんだ分、次は良いゲームができると思う」と話していた手倉森誠監督だが、1次予選の最終戦となった31日のU-22マレーシア戦も、厳しい試合となった。ボールを支配しながらも、得点は前半41分のFW久保裕也の1点に抑えられ、後半28分には守備を崩されてピンチもあった。それでも、1-0で最後の90分を終え、つかんだ3連続完封勝利と最終予選進出に指揮官は安堵した。

 試合後のインタビューに応じた手倉森監督は、心境を問われると「早く日本に帰りたいなと思います」と話し、「まずは全勝、無失点というところで、最後は1-0でしたけど、十分コントロールの利いた、危なげないゲームができたと思います。最少得点のゲームでも、危なげないゲームでしっかり終えることができた。暑熱で、コンディションを整えてから戦わせてもらった全クラブに感謝したいなと思います」と、コメントした。

 そして、この3試合で選手たちが成長した部分を問われると「パワーの出し方、パワーのコントロールの仕方が、この大会で身に付いたと思います」と答えたが、「まだまだ成長しないといけない部分は、みんなそれぞれ戦って理解したと思います。最終予選に向けて、もっともっとレベルを上げていってもらいたいと思います」と、選手たちの成長を求めた。

 1位通過を決めた日本は、2016年1月の最終予選進出が決まった。リオ五輪への切符をつかめるのは、参加する16か国のうち3か国のみ。その決戦に向けて、指揮官は「サポーターの熱が、我々のエネルギーになるので、ぜひ期待してほしいと思います。一緒にリオまでの戦いを、戦ってもらいたいなと思います」と、ファン・サポーターに呼びかけた。


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