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磐田連勝、アダイウトン2発にFW中村が移籍後初ゴール

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[4.1 J2第5節 磐田3-0栃木 ヤマハ]

 ジュビロ磐田はホームで栃木SCに3-0で快勝し、2連勝を飾った。栃木は今季初の無得点に終わり、今季最多の3失点。札幌との開幕戦(1-2)以来、4試合ぶり今季2敗目を喫した。

 磐田は前半30分、DF駒野友一の右CKからフリーのMFアダイウトンがヘディングで叩き付け、先制点。セットプレーからリードを奪うと、前半40分には右クロスにFW森島康仁が頭で合わせるなど栃木を押し込んだ。

 1点リードで折り返した後半も磐田のペース。後半31分、森島に代えてFW中村祐輝を投入すると、その10分後だった。栃木DF荒堀謙次の横パスにアダイウトンがプレッシャーをかけてボールをカット。ゴール前にこぼれたボールを中村が左足で振り抜き、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 今季、岐阜から加入した中村の移籍後初ゴールで2-0と突き放すと、後半アディショナルタイムにはアダイウトンがこの日2点目を決め、3-0とダメを押した。これでホームは無傷の3連勝。名波浩監督は試合後のインタビューで「完勝という内容には遠い」と表情を引き締めたが、新戦力の中村がゴールを決め、2年目のMF上村岬が途中出場でJデビューを果たしたことには「新しい力が結果を出すのはいいこと」と評価した。

 藤枝東高出身で、国士舘大をへてルーマニアやチェコ、スロバキアといった東欧のクラブを渡り歩き、13年7月に岐阜に入団した27歳の中村。「毎試合、いつ呼ばれてもいいように練習に取り組んでいた。気持ちで打ったら入ってくれた」と、磐田での初ゴールを振り返ると、「サポーターの前で決めたい気持ちがあったので、ホームで決められてよかった。次は連戦の最後。3連勝して波に乗りたい」と、中3日で迎える横浜FC戦へ気持ちを切り替えた。


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