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“プラチナ世代”杉本が川崎F移籍後初ゴール「全然満足してない」

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[4.4 J1第1ステージ第4節 川崎F4-1新潟 等々力]

 移籍後初ゴールにも満足しなかった。川崎フロンターレは前半22分、新潟の最終ラインでボールを持ったDF舞行龍ジェームズに対してFW杉本健勇がプレッシャーをかけると、舞行龍のパスが杉本の体に当たってこぼれる。素早く拾った杉本がそのままドリブルでPA内へ持ち込み、右足でゴール右隅に流し込んだ。

「ボールを追う、最後まであきらめないことがあのゴールにつながったと思う」。今季、C大阪から完全移籍で加入した杉本はこの日が移籍後初先発。3トップの右で先発すると、前半途中からはベンチの指示でポジションを変え、FW大久保嘉人と2トップを組んだ。

「自分が競ったこぼれを(大久保)嘉人さんが拾ったりというのもあった。そういう場面がもっと増えれば、自分のチャンスも増えると思う。次はもっといい関係、いい距離感でやりたい」

 92年生まれの22歳。3月31日のウズベキスタン戦でゴールを決めたFW宇佐美貴史(G大阪)、MF柴崎岳(鹿島)と同学年の“プラチナ世代”の一人は「全然満足していない。2点、3点を決める貪欲さを出さないといけない」と、さらなるゴール量産を誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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