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インテル、破産・最下位パルマとドローに大ブーイング…長友ベンチ復帰も出番なし

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[4.4 セリエA第29節 インテル1-1パルマ]

 セリエAは4日、第29節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、ホームでパルマと対戦し、1-1で引き分けた。未勝利が続くインテルは、破産宣告を受け、混乱状態にある最下位パルマ相手にも、勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 インテルが勝てない。前半25分にMFフレディ・グアリンが放ったミドルシュートが相手に当たってコースが変わるラッキーゴールで先制したインテルだが、同44分にMFシルベストレ・バレラのクロスに走り込んで頭で合わせたDFアンディ・リラに押し込まれ失点。後半も、ゴールに迫ったが、あと一歩届かない。試合終了と同時に、インテルサポーターからは大ブーイングが飛んだ。

 インテルが最後にリーグ戦で挙げた勝利は、2月23日の第24節カリアリ戦にまでさかのぼる。その後、同26日にELセルティック戦で勝利を挙げて以来、公式戦で換算しても、勝利がない状態が続いている。これで公式戦は7戦勝利なし。3月は勝利なしに終わっているが、月が替わって迎えた初戦でも流れを変えることが出来なかった。

 なお、2月8日のパレルモ戦で試合中に右太もも裏を負傷した長友が、2か月ぶりにベンチ入りメンバーに名を連ねた。残念ながら出場機会はなかったが、復帰時期は刻々と近づいている。


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