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U-22代表帰りの南野が電光石火の先制アシスト…ザルツブルクは2試合ぶり勝利

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[4.4 オーストリア・ブンデスリーガ第27節 ザルツブルク3-1オーストリア・ウィーン]

 オーストリア・ブンデスリーガは4日、第27節を行い、オーストリア・ウィーンをホームに迎えたFW南野拓実の所属するザルツブルクは3-1で勝利した。左サイドハーフとして先発した南野は1アシストを記録し、後半29分にピッチを後にした。

 U-22日本代表の一員としてAFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)を戦い、ザルツブルクに合流した南野がいきなり魅せる。試合開始直後、MFナビ・ケイタのパスから最終ラインの裏に抜け出した南野が鋭いグラウンダーのクロスを送ると、ゴール中央に走り込んだFWマルセル・サビツァーが流し込んで、いきなりザルツブルクが先制に成功した。

 しかし、すぐさまオーストリア・ウィーンに同点に追い付かれてしまう。前半6分、左サイドのDFズットナーのクロスからMFデ・パウラに鮮やかなボレーでネットを揺らされて、スコアを1-1とされた。

 そして、ともに決定機を作りながらも勝ち越し点が生まれずに迎えた前半23分、FWジョナタン・ソリアーノのスルーパスに反応したMFバレンティーノ・ラザロが決めて、ザルツブルクが再びリードを奪った。さらに同29分にはスルーパスからPA内に侵入した南野がシュートを狙うも、ボールは枠上に外れてしまう。

 2-1とザルツブルクが1点をリードして迎えた後半はなかなかスコアが動かずに時間が進んだが、後半29分にケイタのパスから抜け出したラザロがこの日2点目となるゴールを決めてスコアは3-1に。リードを2点差に広げたザルツブルクは、その直後に南野をベンチに下げた。その後スコアは動かず、ザルツブルクは3-1で逃げ切って2試合ぶりの白星を獲得した。


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