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今季限りで退団の宮市は移籍後初のフル出場も不発…トゥエンテはPSVに5発完敗

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[4.4 エールディビジ第29節 トゥエンテ0-5PSV]

 エールディビジは4日、第29節の4試合を行った。FW宮市亮の所属するトゥエンテはホームでPSVと対戦し、0-5で敗れた。今季限りで退団が決定している宮市は、昨年11月1日の第11節ヘーレンフェーン戦以来、18試合ぶりの先発出場。左サイドから果敢に仕掛け、移籍後初のフル出場を果たすも得点に絡むことはできなかった。

 トゥエンテは前半4分、宮市がパスを受けるとドリブルで仕掛け、相手を抜き切る前にPA左から右足を振り抜いたがGKに防がれる。同17分にはFWユネス・モフタルとのワンツーから宮市がPA内に侵入し、相手に倒されるも笛は鳴らない。同22分、宮市の左CKからDFヨアヒム・アンデルセンが左足シュートも左ポストを叩いた。

 積極的な入りを見せたトゥエンテだったが得点できずにいると、前半29分に左ポストの跳ね返りをFWリューク・デ・ヨングに押し込まれ、失点。さらに同34分には右CKからDFジェフリー・ブルマのヘディングシュート、前半アディショナルタイムには右からの折り返しをMFジョルジニオ・ワイナルドゥムに押し込まれ、0-3で前半を折り返した。

 3点を追うトゥエンテは後半2分、右からの折り返しに宮市が右足で合わせたが、ミートせず、味方が詰めたが相手DFのブロックに阻まれる。同20分には、左サイドで宮市からパスを受けたDFライ・フルートが中央に切れ込んで右足シュートもGKに防がれ、トゥエンテは1点が遠い。

 すると、PSVは後半30分に自陣からの浮き球パスに抜け出したMFメンフィス・デパイが左足で決め、追加点。同32分にはトゥエンテDFのクリアミスを拾ってデパイがダメを押した。試合はそのまま5-0でPSVが完勝。一方のトゥエンテは5試合ぶりの黒星を喫した。

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